企業法務支援

会社の経営を行なっていると、法的手続きがとても多いことに気づかれる方がいらっしゃると思います。

会社の設立、取締役会や株主総会の招集や決議の手続き、株式の発行による資金調達の手続きなどは会社法などで規定されていますし、経営者は会社法をはじめとした法律に従って会社の経営を行なっていかなければなりません。

しかし、これらの法的な手続きは時間と労力が大きいことがほとんどです。

そこで少しでも経営において法的手続きの負担を解消させるために、本記事では司法書士の企業法務支援についてご紹介します。

企業法務には対処法務・予防法務・戦略法務の3つが存在します。司法書士が担当する法務は予防法務です。

予防法務とは、紛争を発生させないよう、法的に問題となりうる芽を摘む者になります。例えば、会社が他の会社と契約を締結するとします。

相手方から提示された契約書を法的な観点から注視せずに承諾してしまうと、取引開始後に自身の会社に不利益に契約内容が設定されていたことに気づく場合がございます。この場合、一度締結してしまった契約は、撤回することが難しいです。

しかし、法律の専門家に事前に相手方の持参した契約書に目を通してもらうことで、契約書から生ずるトラブルを見出し、会社に不利にならないように、また、わかりやすい契約書となるよう修正するように手伝い、紛争予防を行うことができます

紛争が発生してしまうと、経営に注力できず、企業にとって時間や労力の無駄遣いとなりますし、損害賠償責任が認められてしまえば多額の金銭を支払わなければなりません。そのような自体を回避するため、企業法務支援を受けることで、事前に紛争予防を行なっておくことがおすすめです。

司法書士ANSリーガルオフィスでは、名古屋市、一宮市、春日井市、岐阜市を中心に愛知県、三重県、岐阜県で相続、生前対策、法務顧問をはじめ、不動産、商業登記、訴訟、示談交渉、債務整理、債権回収などにお困りの方のご相談に乗ります。どうぞお気軽にご相談ください。