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交通事故の過失割合で相手がゴネる…司法書士が支援できることは

交通事故の過失割合で相手がゴネる…というのは、よくある話です。

交通事故の過失割合に関するトラブルを避けるために、司法書士など専門家を通して相手と交渉する手段もあります。

本稿では、交通事故の過失割合で相手がゴネるときの対応策や、司法書士が支援できることについて解説します。

交通事故の過失割合とは

交通事故の過失割合とは、相手がいる事故が起きたとき、その事故における「自分の過失(責任)」と「相手の過失(責任)」を割合にして表したものです。

「8対2」や「5対5」などで表現されます。

交通事故の過失割合は原則として当事者が決める

過失割合は、原則として当事者間での話し合いによって決まります。

実際は、当事者それぞれの保険会社同士が交渉を行い、過失割合を決定するのが一般的です。

過失割合を決める指標の一つとなるのは、過去の裁判例に基づいた事故態様ごとに定められた、基本過失割合です。

交通事故の過失割合は当事者間(保険会社間)の話し合いの末、双方が合意することで確定します。

交通事故の過失割合で相手がゴネるのはよくあるトラブル

交通事故の過失割合を確定させるためには、双方の合意が必要になります。

交通事故の過失割合で相手がゴネるのはよくあるトラブルで、示談交渉が長引いてしまったり相手に妥協をして損をしてしまったりするケースもあります。

交通事故の過失割合で相手にゴネさせない対策としては、「主張の根拠を書面で提出するよう求める」「ドライブレコーダーなどの客観的証拠を提出する」などが有効であるといえます。

妥協せずに、司法書士などの専門家を通して交渉する手段も検討しましょう。

交通事故の過失割合トラブルで司法書士が支援できること

交通事故の過失割合トラブルで司法書士が支援できることは、主に「相手(当事者あるいは保険会社)との示談交渉」と「賠償額の増額」です。

司法書士に相談や依頼をしたからといって、必ずしも示談交渉が有利に働くとは限りません。

ただ、自分で交渉を進めるよりも、適切な条件で過失割合が決定しやすいのがメリットでしょう。

司法書士は、一定の研修を修了し試験に合格した「認定司法書士」のみが訴訟手続きを行うことができます。

また、代理人として活動することができる訴訟手続きは、「簡易裁判所における140万円を超えない民事訴訟」という制限があります。

司法書士への相談や依頼は、低い金額の示談交渉などに向いているといえるでしょう。

まとめ

交通事故の過失割合は、原則として当事者間での話し合いによって決定します。

実際は、当事者それぞれの保険会社同士が交渉を行い、過失割合を決定するのが一般的ですが、相手がゴネるトラブルはよくある話です。

交通事故の過失割合でもめそうなとき、損をしそうなときは、司法書士など専門家に相談するのがおすすめです。

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伊藤 彰英Akihide Ito

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